現在のような測定器が現れるまで、カラーは主に人間の眼(ご存知の通り不安定)を基準として調整・操作されていたため、色の合わせ込みは一部の人間以外には非常に難易度が高いものでした。

測定器の登場はカラーマネジメントの技術を可能にし、デバイス間の色を近づけることを可能にしました。

色を測る測定器には大きく分けて次の2つの種類があります。

1.色彩計(Colorimeter)

色彩計は三刺激値を測定する機器です。レッド、グリーン、ブルーのフィルターを使用することによって、光や色に対する人間の目の反応に応じた値を得ることができます。いくつかのアプリケーションによっては最も安価に品質管理が行えるツールとなります。色彩計は、メタメリズム(ある光源で同じに見える2つの色が他の光源で異なって見えるという現象)を補正することはできません。色彩計では、1種類の光(白熱光またはパルス式キセノン光など)を使用しており、またメディアの分光反射率を記録しないため、メタメリズムによるカラーシフトを予測することができません。

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2.分光測色計(Spectrophotometer)

スペクトルの透過率・反射率や相対放射率を測定するための測定器。スペクトルの各カラーは、異なる波長のエネルギーを発しています。これらの波長はナノメートル単位で測定可能です(10億分の1メートル)。分光光度計はスペクトル(赤、オレンジ、黄、緑、青そして紫)の各波長を読むことによってカラーを測定します。この方法は、RGBしか読み取らない比色計と比べ、よりたくさんのカラーを読み取ることができるので、基本的にそれらの測定器より正確です。分光測色計はカラーシフトの補正に対応しているため、精度を重要視し、繰り返し測色を行う場合には、適切な選択肢となります。

カラー測定器


スペクトルの各カラーの波長は以下のとおりです:

 赤:630及び700nm
 オレンジ:590及び630nm
 黄:560及び590nm
 緑:480及び560nm
 青:360及び480nm

カラーの測定時、分光測色計は物体が反射しているスペクトルのエネルギー波長を測定します。

次に、分光曲線を用いて与えられたカラーの構造をグラフ化し、選択したカラーを作り上げているスペクトルの各カラーについての量と輝度を示します。

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