標準光源装置 SpectraLight QC(スペクトラライトQC)
■SpectraLight QC(SPLQC)について
SpectraLight QCは品質管理のプロセスで、製品または印刷物の色のビジュアル評価をする際に一貫した光源および条件を提供します。また、新しいモニタリング機能およびレポートツールを用いて、サンプルのビジュアル評価作業を明確に共有することができます。SpectraLight QCはパフォーマンスデータをスムースかつデジタル的に共有し、ISO等の品質基準を満たしています。

概要

標準光源装置 SpectraLight QC(スペクトラライトQC) 概要

長い間親しまれてきた標準光源装置の最上位モデルがSpectraLight QCとして生まれまわりました。

初期の製品は、美術品の科学的な解析用のツールとして使用されるものでした。当時は、装置本体や光源のパフォーマンスを頻繁に管理したり、それに関して使用者をきちんと教育しなければいけないなどの必要性がありました。

SpectraLight QCによって目視による評価・判定が必要な時はいつでも、特別なトレーニングなしに装置の電源を入れて、最小のメンテナンスでご使用になれるようになりました。

SpectraLight QC導入のメリット

ブランドオーナー

  • 製品のマーケットへの時間の短縮
    誰でも簡単に使える、プログラム化された標準光源ルーチンによって、光源を間違えることなく正確な目視評価が可能です。
  • 効果的な解析と原因の究明
    再現性に優れた光源の使用によって、素早く正確にサンプルの解析が行えます。
  • サプライチェーンに対する品質管理
    光源のモニタリングセンサにより、常に光源の  パフォーマンス状態を確認・管理することが可能です。

サプライヤー

  • コストの削減
    特別な準備なしに必要な時いつでも使用でき、小さなトラブルが大きくなる前に問題を解決できます。
  • ブランドオーナーとの関係強化
    仕様通りの製品が短時間で出荷可能になることによって、信頼が増し関係がさらに強化されます。
  • ビジネスチャンスと成長
    製品の高い信頼性は、次の新しいビジネスへの展開と成長を助長します。

目視評価の課題

  • 同じ環境下でサンプルをご覧になっていますか?
  • グローバルで標準化された、光源をお使いですか?
  • 装置はきちんと管理されていますか?
  • 目視検査の際、標準化された方法がありますか?
SpectraLight QCの導入

管理上煩わしい課題が解決され、目視作業の標準化と効率化が改善されます。

その他目視評価作業の標準化

  • オペレーション
    サンプルの目視に対して、観察条件は標準化されていますか?
    その他目視評価作業の標準化
  • サンプル
    同じ基材を使用して目視されていますか?

SpectraLight QC 外観

SpectraLight QC 外観

仕様

SpectraLight QC
外寸 950×940×660mm
重量 69kg
標準光源ブース内面色 N5またはN7
電源 100VAC 50/60Hz
230VAC 50/60Hz
115VAC 50/60Hz
諸費電力 1150W
光源 下記掲載

光源の種類

SpectraLight QCで選択できる光源の種類です。
昼光 蛍光灯 白熱光 日没光 紫外線
D50 1種類を選択 CWF 3種類を選択 A Horizon UV
U30
D65 U35
TL84
昼光と蛍光灯は、1装置当たりに搭載できる光源の数に制限があります。
 
複数の光源をサポートすることによって、グローバルに使用されている様々な光源に対応することができます。
光源の種類

照度に関する国際基準

下記は、ASTM(American Society for Testing and Materials)及びAATCC(American Association of Textile Colorists and Chemists)において定められている規格になります。
AATCC Evaluation Procedure 9: Visual Evaluation of Color Difference of Textiles is aligned with; ASTM Standard D1729 Standard Practice for Visual Appraisal of Colors and Color Difference of Diffusely-Illuminated Opaque Materials.
  • 中間的な明るさをもったサンプルに対し、厳密な目視色差検証を行う際のビューイングエリアの中心付近の照度
    1080 - 1340(Lux)
  • 中間的な明るさをもったサンプルに対し、一般的な目視色差検証を行う際のビューイングエリアの中心付近の照度
    810 - 1880 (Lux)
  • 非常に明るいサンプルに対して、目視色差検証を行う際のビューイングエリア内の照度
    540(Lux)
  • 非常に暗いサンプルに対して、目視色差検証を行う際のビューイングエリア内の照度
    2150(Lux)(このような高い照度は、光源にサンプルを近づける場合がある。)
照度に関する国際基準照度に関する国際基準

昼光の品質

昼光の品質

D65の再現において、メタメリズムインデックスに基づくグレード値がBまたはC (CIELAB) かそれ以上である必要がある。CIE Publication SO12E.

Quality Grade Metamerism Index
CIE L*a*b* CIE L*u*v*
A <0.25 <0.32
B 0.25 – 0.50 0.32 – 0.65
C 0.50 – 1.00 0.65 – 1.30
D 1.00 – 2.00 1.30 – 2.60
E >2.00 >2.60

昼光の品質(分光分布)

昼光の品質(分光分布)

照度の管理(蛍光灯)

装置には照度センサーが内蔵されており、設定された照度のリアルタイム管理と任意での光源の調整を行うことができます。

照度の管理(蛍光灯)

照度の管理(昼光)

昼光は物理的なフィルタ(アッテネーター)を付け替えて調整します。

照度の管理(昼光)

照度のセルフコントロール

内蔵された照度センサーによってリアルタイムで照度がモニタリングされ、常に設定された照度を維持できるよう調整を行っています。

この機能によって、電源投入直後及び光源切り替え直後においても、直ちに安定した照度に調整され、安定したことを確認してからご使用になられます。

一般的な蛍光灯の反応

照度のセルフコントロール 一般的な蛍光灯の反応

SpectraLight QC

照度のセルフコントロール SpectraLight QC

UV光源について

全ての製品はUV光源を装備しており、出荷時に構成されております。

内蔵されたセンサーは、UVの出力をモニタリングし調整を行い、昼光での機差を維持しています。

また、任意にUV光源の紫外線量を調整することも可能です。必要に応じて調整してご使用ください。

UV光源について

ユーザーインターフェイス

SpectraLight QCは、お客様のワークフローに合わせてお使いいただけるよう、下記のようなカスタマイズ設定ができるようになっています。
また設定は、装置本体でも可能ですが、PCに付属のソフトウェアをインストールしていただき、ソフトウェアから設定することも可能です。

+光源の指定
+光源の点灯時間
+ご使用になるワークに合わせてワークプロファイルを作成
+オペレーター情報の管理
+システム管理者の設定

ユーザーインターフェイス

レポート機能

レポート機能

conformance Reportは、現在の装置の状態や光源を報告書にまとめて出力する機能です。

システムリポート

システムリポート機能は、標準光源のシステムとしての情報を出力します。

ハーモニールーム

SpectraLight QCのヘッドの部分だけを複数台天井から吊下げることによって、部屋全体を一つの大きな標準光源装置にすることができます。

通常の標準光源に入りきらないようなサンプルの目視検査を行う場合、非常に有効にご活用いただけます。

コントローラを接続して、各ヘッドの光源を同期して切り替えることができます。

ハーモニールーム
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