エックスライト社と異なる計測基準による校正証明書にご注意ください!
 
この度、エックスライト社が用いている計測基準、補正設備と異なる方法によると推測される校正証明書が流通していることを確認しました。エックスライト社の計測基準と補正設備によらないで発行された校正証明書による製品については、弊社として数値の保証ができませんのでご注意ください。


【例:エックスライトが精度保証していない校正証明書とトレーサビリティ体系図】

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【例:エックスライトが発行する正式な校正証明書(Certificate of Performance、下記の写真はeXact用)とトレーサビリティー体系図】

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【エックスライト社の校正サービスについて】

==エックスライト社による校正証明発行までの工程==

1)NIST(注1)の基準に従い、エックスライトの白色校正版を用意(マスター値を持ったタイル。以下マスタータイル)(*1)
2)校正対象の該当機械を使い、エックスライトのマスタータイルを計測
3)マスター値と該当機械の計測値のずれが、エックスライトが定める許容範囲外である場合、許容範囲内に該当機械を補正・整備
4)上記1)から3)までの工程を完了した機械に対して校正証明書( Certificate of Performance) を発行

エックスライト社では弊社が提供する分光測色機器が、弊社の管理する正しい値を出力するように、校正サービスを提供しています。各機器に対してトレーサビリティーを管理すると共に、グローバルで一貫した校正サービスが実施できる体制をとっています。校正作業は弊社が認証した校正設備を持つ指定されたラボで、決められた工程に従い校正作業を実施しています(*2)。校正作業の結果はオンラインで本社により検証され、検査に合格した機器にのみ校正証明書( Certificate of Performance)が発行されます。


【エックスライトが認証していない設備での校正の問題】

今回お客様からご報告を受けた校正証明書は、エックスライトが基準とするNIST(注1)にトレーサブルな校正系統図ではなく、NPL(注2)にトレーサブルな校正系統図であるため、エックスライトのスダンダードによる計測、並びに適正な補正設備による補正・整備作業が行われたか、確認できないものとなっています。エックスライトのスタンダードによる計測方法、並びに適正な補正設備による補正・整備作業を経ていない工程により行われたNPLにトレーサブルな校正については、適正な補正・整備がなされず、エックスライトが保証する計測数値を維持していない可能性がありますので、ご注意ください。(*工程1参照)。校正証明書を依頼される際には、いかなる基準にしたがって校正作業を行うのか、あるいはエックスライトが定める校正工程にしたがったものであるか、十分にご確認ください。補正設備あるいは校正工程が不明である校正証明書は、エックスライト製品のパフォーマンスが発揮できない可能性があるのでご注意ください(*工程2参照)。

(注1)NIST (National Institute of Standard and Technology )は、米国商務省の機関であり、アメリカ合衆国の国立の計量標準研究所である。NISTは「計測機器についての仕様、許容誤差、他の技術的要件」を提供している(出典:http://www.nist.gov/ 、Wikipedia 「アメリカ国立標準技術研究所」 )。
(注2)NPL(National Physical Laboratory)は、イギリスの国立計測機関であり、正確な測定のための計測基準を提供している。(出典:http://www.npl.co.uk/

以上についてご質問がございましたら下記のお問い合わせ窓口へご連絡ください。

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