JapanColorジョブテンプレートの使い方
eXact Standard Advance
eXact StandardおよびAdvanceではJapan Colorジョブテンプレートを使用することで簡単に標準印刷認証用の印刷品質確認が可能です。
JapanColorのジョブテンプレートを使用することで,D50/2やステータス濃度などの 設定が自動セットされます。
Japan Colorジョブテンプレートを使用した品質管理は以下のように実施します。
<JapanColorジョブテンプレートの取り込み>
JapanColorのジョブテンプレートがロード(取り込み)されていない場合, 以下の方法でジョブテンプレートをロードします。
*購入時のeXactにはJapanColorのジョブテンプレートが初めからセットされています。
1) 付属のソフトウエアeXactManagerを起動します。
2) eXactをPCにUSB接続します。
3) eXactManager上部のジョブテンプレートをクリックします。
4) ジョブテンプレートのリストから「JCS2011 Cert-Co-sb_3」を選択して,下部のジョブテンプレートエリアにドラッグ&ドロップします。
5) eXactにJapan Colorのジョブテンプレートがロードされたら,eXactManagerは終了し,接続を解除しても構いません。
6) オールビュータブを左にスワイプして第2画面を表示します。
7) 「Japan Color」アイコンをタップします。
8) 「ジョブテンプレートを選択」をタップします。
9) ロードした「JCS2011 Cert-Co-sb_3」をタップします。
10) ここから印刷した評価したいシートを測定します。用紙パッチを測定します。
11) 引き続いてCMYKベタを測定します。 この画面では,各ベタパッチの測定値に対して以下の情報が表示されます。
・合否判定:上画面では☑マーク
・基準値からの色差:上画面ではΔE* 3.40
・現在の濃度値:上画面ではK 1.72
・最適な濃度補正量:上画面ではΔK -0.09
・補正後の色差:上の画面ではΔE* 3.04
12) 引き続いてCMYK 50%アミ点を測定します。
各画面でドットゲインの合否およびドットゲイン%が表示されます。
13) 以上の方法で,標準印刷認証に必要なベタの色差および50%のドットゲインの品質確認が簡単に実施できます。