DataCatcherの基本的な使用方法
eXact
ここではDataCatcherの基本的な操作方法を説明します。
【DataCatcherの基本的な操作方法】
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1)DataCatcherを起動します。
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2)設定アイコンをクリックします。
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3)装置/接続からUSBもしくはBluetoothで接続されているeXactを選択します。
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4)「OK」をクリックして設定を閉じます。
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5)「接続」をクリックして機器と接続します。
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6)機器との接続が確立されると表示が「接続解除」に変わります。
「オプション」をクリックし、オプション画面を開きます。 -
7)測定条件からデータを転送したいMモードを選択します。
複数のMモードを選択して 同時に転送することも可能です。
(Mモードについては「FAQ:測定のMって何」を参照してください。) -
8)左の「使用可能な機能」リストから転送したいデータのタイプを選択し、
「>」ボタンをクリックし、右の「選択された機能」へ移動させます。 -
「選択された機能」リストに表示されている項目がエクセルへ転送されます。
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9)(8)を繰り返して複数の項目を「選択された機能」リストに移動して、同時に転送することも可能です。
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10)転送されるデータの区切りとしてセパレータを選択します。
値のセパレータ:それぞれの測定値間の区切りに使用される処理(セパレータ)を選択します。
例:L*| a*| b*使用可能なセパレータ:リターン、タブ、ライト、ダウン
機能のセパレータ:機能や測定条件の間に使用される処理(セパレータ)を選択します。
例:濃度 | CIE L*a*b* | またはM0 | M2使用可能なセパレータ:リターン、タブ、右、下、m*レフト、m*レフト+ダウン、m*アップ、m*アップ+ダウン
ブロックのセパレータ:選択データが全て転送された後に適用される処理(セパレータ)を選択します。
使用可能なセパレータ: リターン、タブ、右、下、n*レフト、n*レフト+ダウン、n*アップ、n*アップ+ライト
(mやnは前の処理で移動した回数を表します)セパレータの選択は、いろいろ試して適切なセルに値が入りるよう調整してください。 一般的な処理としては上のサンプルのように
値のセパレータ<タブ>:機能のセパレータ<タブ>:ブロックのセパレータ<n*レフト+ダウン>
もしくは
値のセパレータ<タブ>:機能のセパレータ<m*レフト+ダウン>:ブロックのセパレータ<n*レフト+ダウン> などが良く利用されます。 -
11)値に対するラベル付けやデータ転送時のビープ音を出すには、データラベルやサウンドの□にチェックを入れます。
(数値のみを転送する場合はデータラベルのチェックを外します)
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12)機器に表示されている値を転送する場合、「現在の機能専用:」の□にチェックを入れます。
現在測定器の画面に表示されている値が転送されます。
この機能を使用すると、「選択された機能」リストに表示されているデータは転送されなくなります。(この機能はDataCatcherバージョン1.3から追加された機能です。)
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14)「OK」をクリックしてオプション画面を閉じます。
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15)メイン画面はそのままの閉じないで、上からエクセルなどをアプリケーションを起動します。
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16)eXactで測定を実施すると、データがセルへ転送されます。
注意:タスクバーに表示される文字変換モジュールは半角英数字の(A)にしておいてください。
全角にすると正しいセルに転送されなくなります。【その他の注意事項】
最新バージョンのDataCatcherを使用する際にはeXactのファームウエアバージョンも 最新版にアップデートしてご利用ください。
最新版のDataCatcherを古いファームウエアの組み合わせではデータが転送されません。