「我が社は、クライアントをサポートするソリューションの開発が重要だと考えています。なぜならイノベーションが成功を導くからです。常にテクノロジーの最先端を行くために日頃の努力を惜しみません。」

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ローラー社の課題

世界の有名ブランドのパッケージを製造するローラー社は、正確なパッケージ色を印刷することを最優先にしています。そこで同社は、測色・管理システムに最新テクノロジーを取り入れることを検討しました。

ソリューション

ローラー社は、コモリ・アメリカ・コーポレーションおよびエックスライト社に相談し、5 台の小森製印刷機のオートカラーバースキャン機能を、さらに高度なハードウェアと測色ソフトウェアを用いた X-Rite PDCSIIシステムへとアップグレードすることにしました。

結果

新しいシステムはより迅速にシートを測定しデータを出力します。分光データを保存・参照する機能は、濃度のみに対応する機能とは異なり、メイクレディ(試刷)時間を短縮。 ジョブごとの一貫性を向上します。X-Rite PDC-SII は、XRGA 対応のビルトイン機能を活用し、使用する印刷機や流通システムに応じてジョブの移動作業を簡素化します。

事例研究

ローラー社は、プレスルーム作業を簡素化し効率を高めるため、エックスライト社のテクノロジーを採用することで、既存の小森製印刷機の高品質を維持することにしました。

エナジャイザー、スタンレー、ブラック・アンド・デッカー、3M を始めとする世界の有名ブランドのクライアントを持つローラー社にとって、正確なパッケージ色を印刷することは不可欠です。

消費者が本を表紙で判断するのと同様、店頭で商品を購入する際の決定要因としてパッケージに影響されるため、統一した鮮やかな色のブランドイメージを提供することが不可欠です。色が少しでも異なると「古い商品」というイメージにつながってしまいます。誰でも新しく新鮮な商品を選び、外観が少しでも異なる商品は購入しないものです。

カラー業界のリーダーであるパントン社の調査によると、60% 以上の消費者は商品を購入する際、パッケージの色を考慮することが分かっています。また60% 以上が、変色したパッケージの商品は素通りすると報告されています。

最新テクノロジーに多大な投資を行うローラー社では、オハイオ州の本拠地、ジョージア州、イリノイ州、アリゾナ州の各工場で印刷される基材が常に顧客の色仕様を満たせるよう、コモリ・アメリカ・コーポレーションおよびエックスライト社の専門家に相談を持ちかけました。その結果、5 台の小森製印刷機のオートカラーバースキャニング機能をアップグレードし、 外箱パッケージ、出荷用挿入物、プラスチック熱成形ブリスター、クラムシェルに使用される印刷機材を製造する作業を統合整理することができました。

ローラー社の事例研究

ローラー社の事業運営担当役員のスコット・スレーター氏は次のように話しています。「弊社のクライアントは常に、ブランド色の一貫性をもたらす優れたソリューションを期待しています。 弊社ではコントロールポイントとしてLSD(ライト=明るい、スタンダード=標準、ダーク=暗い)を使用していますが、業界基準はより厳格なものとなってきており、フルスペクトルを測定して L*a*b* 値を出力することが一般的になりつつあります。」

スレーター氏は次のようにも話しています。「Komori PDC-SII は改善されたX-Rite ハードウェアと測色ソフトウェアを採用しており、フルスペクトルデータを測定すると共に色濃度レベルを分析する機能を備えています。 アップグレードシステムは、より優れた速度と精度を提供します。」 北米だけでも 2,500台以上が稼働している PDC-SII システムは、印刷シート上のカラーバーを測定し、 濃度、ドットゲイン、色、色差を測定後、データを分かりやすく表示します。システムには調整に必要な量を印刷機に出力する機能が付いており、印刷中に濃度変動があった場合に濃度値から計算されるデータを表示します。 PDC-SII は新しい分光測定値をサポートするため、特色の測定にも効果を発揮します。

ローラー社のカラーマネージャーを務めるリチャード・クライン氏は次のように発表しました。「PDC-SII のアップグレードを活用した新しいシステムは、 より迅速にシートを測定しデータを出力します。分光データの保存・参照機能は濃度のみ対応の機能とは異なり、繰り返し作業にさらに良好なスターティング ポイントを提供します。その結果、試刷時間が短縮しジョブごとの一貫性が向上します。」

同氏は、ローラー社がアップグレードした PDC-SII から出力される分光データを活用することで、インクキーのプリセットを作成していると話しています。 「これにより、新規ジョブを適切なレベルで開始することができるようになりました。システムの保存スペースも増え、より多くの作業データを保存するこ とが可能。繰り返し作業においては、事前に作業データを参照できるため、スタートアップ時により少ないシート数でカラーマッチングを迅速に行うことができます。」

ローラー社の事例研究

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他の特徴

本システムのもう一つの特徴は、エックスライト社のグラフィックアートのスタンダード(XRGA)が搭載されていることにあるとクライン氏は話します。 XRGA は異なる装置やソフトウェアを使用するワークフローにおいて高品質なデータ交換を可能にします。これはローラー社が、印刷機と流通システムに応じてジョブを実行するにあたり非常に重要な点です。

昨年新しいシステムを導入後に精密な ROI レポートを始めたスレーター氏は次のようにコメントしています。「アップグレードにより、顧客からの印刷変 動と色値に対する心配が明らかに低減しました。」またこのアップグレードは、GRACoL G7、ISO 基準、またクライアント独自の仕様に準拠した印刷に使用できる重要な情報を提供します。

ローラー社は常に顧客満足を最優先としています。同社は 1973 年に創立されて以来、ブリスター/スキン印刷されたパッケージと熱成形パッケージ市場に おいて認識されてきたリーダー企業です。ローラー社は顧客のコスト節約と市場への進出時間を重視するため、試作品パッケージの製造からボール紙の印刷まで、ワンストップでフルサービスを行います。デザインコンセプトから最終 製品までのプロジェクトを遂行するローラー社では、最高級の品質と生産力を顧客に提供しています。

スレーター氏は次のように話しています。「我が社はプロセスと品質の継続的改善に努めています。弊社では社内外を問わず、クライアントに役立つソリューションの開発に投資することが重要だと考えています。なぜならイノベーションが成功に導くからです。常にテクノロジーの最先端を行くために日頃の努力を惜しみません。」

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